タトゥーの範囲や色、深さによって異なりますが、３回〜５回の照射が目安になります。

熱が少なく、痛みが緩和されたレーザーではありますが、照射に際しての痛みはあります。痛みが苦手な方や範囲が広い場合、敏感な場所への照射に際しては、麻酔クリームを塗布します。

そもそもタトゥーを入れたことで肌はダメージを受けており、元通りになるというのは難しいと思ってください。ただし、肌へのダメージを抑えたピコシュアの場合は、レーザー照射した部分としていない部分とでは、色や手触りに若干の差が出るくらいで、ほとんど目立たないくらいにまで治療が可能です。

皮膚を切除したりする治療ではありませんので、傷は残りません。ただし、レーザーによって皮膚に熱を与えるので、治療直後の肌は赤みやはれが残りますが、このような症状はある程度の時間で治まってきます。

ピコシュアレーザーは、パルス幅がナノセカンド（10億分の１秒）の上、755nmと532nmの波長を持つレーザー機器ですので、従来のレーザー治療で取りきれなかった色素にも対応することができます。