AGA(男性型脱毛症)は、遺伝によるもので、ホルモンに影響されると医学的には考えられています。個人差はありますが、男性の8割は穏やか~中程度のAGAを経験します。
AGAの原因としては、頭皮のDHT(ジヒドロテストステロン)が増加し、DHTが増えることで成長サイクルに影響し、毛髪の減少を促進すると考えられています。
プロペシアは、このDHTの生成を阻害する薬です。1997年に米国食品医薬品局(FDA)によって認可され、アメリカをはじめ、世界40カ国以上で承認・販売されています。日本でも厚生労働省の認可を受け、2005年12月より発売開始となりました。
ザガーロとは2016年6月13日発売された男性型脱毛症(AGA)治療薬です。
ザガーロは男性型脱毛症(AGA)の原因の一つである「DHT(ジヒドロテストステロン)」という男性ホルモンの産生を阻害し、ヘアサイクルを正常に近づけ、発毛を促してくれます。
AGA治療で使われる薬は、内用薬と外用薬に分けられます。
当院では内服薬にフィナステリド(プロペシア)やデュタステリド(サガーロ)を処方し、外用薬としてミノキシジルなどをご案内しています。これらはAGA治療薬として一般的に知られる薬であり、患者様の脱毛症の状態やタイプ、健康状態などに合わせて処方されます。内服薬は市販では購入することはできず、病院での処方のみとなっています。適切かつ安全に治療を行うためにも、診察を受けて治療薬を処方してもらうようにしましょう。
プロペシア | ザガーロ | |
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男性型脱毛症の進行遅延 | 男性型脱毛症の進行遅延 |
費用 | 28錠¥8,965(税込) | 30錠¥11,770(税込) |
副作用 | リビドー減退(性欲減退)や勃起機能不全、射精障害などの男性機能への副作用や肝機能障害、めまい。 | 性機能障害(性欲減退、勃起機能不全、射精障害、精液量減少等)、抑うつ状態、肝機能障害 |
注意事項 |
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