アートメイクとは
医療アートメイクとは、使い捨ての専用の医療用ニードルと色素を用いて、皮膚表面から0.02~0.03mmくらいのごく浅い層に色素を注入、定着させる技法です。
刺青(タトゥー)との違いは、色素を入れる深さにあります。刺青は皮膚表面から2mm程の深い部分に色素を入れるため、一度入れるとしっかり残り消えません。
アートメイクの持続期間は平均2~3年で、刺青と違い、新陳代謝で徐々に薄くなっていきます。現在日本では、アートメイクは医療行為とされています。(医師の指導管理下で看護師が施術することも可能となっています。)
当院のアートメイクは、30年の歴史あるスクール"Bio Touch Japan"で研修を受けた看護師が施術いたします。
Point.1
- ノーメイクでも
顔の印象ばっちり - アートメイクは通常のメイクとは違い、汗や水でも手でこすっても落ちないので、ノーメイクでも顔の印象を保つことができます。
Point.2
- 気になる持続期間
- アートメイクは皮膚の新陳代謝や摩擦で少しずつ薄くなっていきますが、完全に消えることはありません。色の抜け方や色味は、同じインクを使っても肌の色や代謝・ライフスタイルにより個人差があるため、仕上がりまでは平均2~3回の施術を行います。
持続期間は平均2~3年です。綺麗な状態をキープされるには1~2年を目安にメンテナンスを推奨しています。
Point.3
- メイク時間の短縮
- 毎日のメイク。時間がかかったり、上手く描けなかったり・・・面倒な気持ちや苦手意識を持っている方も多いと思います。
アートメイクなら、日常生活が楽になるほどメイクの時短が可能です。 温泉やスポーツなどが趣味の方・老眼が強くなり上手くメイクが出来なくなってしまった方にもおすすめです。
実際の施術症例はこちら
使用器具・色素
- 色素はアメリカFDA(※1)またはEU規制に準拠した製品を取り扱い安全が保証された製品を使用しています。
施術のニードル(針)は全て使い捨てのものを使用し、マシーン及びマシーンコードは、施術1回ごとに消毒をしており、安心・安全な施術をご提供できます。- ※1…アメリカFDA : 日本の厚生労働省にあたる機関
施術の流れ
- STEP.1
- 看護師によるカウンセリング
(必要に応じて医師の診察有り)
- STEP.2
- 麻酔クリームを塗布
- STEP.3
- 色・形を決めてマーキング
(麻酔とマーキングは順番が逆になる場合有り)
- STEP.4
- 専用の器具を使用して
皮膚の内部に色素を入れる - STEP.5
- 軟膏を塗布して終了
注意事項
- 施術を受けられない方
- 次の方はアートメイクを受けることが出来ません。また、場合によって施術の期間や間隔を開ける必要がありますので、持病のある方・体に不安のある方は事前にお伝えください。
- 抗凝固剤(血をサラサラにする薬)を内服している方
- 妊娠中・授乳中の方
- 顔にかぶれ等の炎症が起きている方
- アレルギーについて
- 使用するインクは金属が含まれているため、金属アレルギーをお持ちの方はパッチテストが必要になる場合があります。
- 施術・仕上がりについて
- 仕上がりがご希望の形・色と異なるリスクがありますので、施術を受ける方はご理解をお願いいたします。デザインに関するご要望は施術前にしっかりご相談ください。
施術後、レーザー照射による修正・除去は当院でも行なうことができますが、施術回数(期間)の増加、また、場合により除去できない場合があることをご理解くださいますようお願いいたします。なお、修正・除去費用は別途料金が発生いたします。 - 色の定着については、肌質や肌の色によって違いが生じますので予めご了承ください。場合によっては、2回施術をしても中々色が入らないこともあります。
- 長時間の強い紫外線は、色素の退色が早まります。アウトドアが趣味の方・屋外での活動が多い方は予めご理解をお願いいたします。
- MRIについて
- アートメイクのインクに含まれる微量の金属が、MRI撮影中に反応してしまい熱感や熱傷を起こすリスクがあります。 近日中に検査を受けるご予定の方は、カウンセリングの際に必ずお伝えください。